2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
こんにちは。 お能の謡本を読む会です。 「如何なる神なりとも佛なりとも、祇王があらん程はご対面は叶ふまじき由仰せ候ふに」 (いかなるかみなりともほとけなりとも、ぎおうがあらんほどにはごたいめんはかなうまじきよしおおせそうろうに」 【単語】 如何…
こんにちは。 いにしえの世界に触れて、しばしの現実逃避。 お能の謡本を読む会です。 「又加賀の国より佛御前と申す白拍子、罷り上り。浄海の御目に懸りたき由を申し候へども」 (またかがのくによりほとけごぜんともうすしらびょうし、まかりのぼり。じょ…
こんにちは。 いにしえに思いを馳せてしばしの現実逃避。 お能の謡本を読む会です。 今日のワンフレーズはこちら。 「爰に祇王御前と申す遊女。唯仮初に浄海の御目に懸り。ご寵愛双びなし。」 (ここにぎおうごぜんともうすゆうじょ。ただかりそめにじょうか…
こんにちは。 古典文学に触れ、かりそめの現実逃避。 お能の謡本を読む会です。 今回は「祇王」です。 平清盛が権力を握っていた頃の物語。 清盛の愛人だった祇王御前が主人公です。 平家物語にも祇王の物語があります。 平家物語には、悲しみの中で生きる女…
こんにちは。 お能の謡本を読む会です。 能楽の謡本のワンフレーズをご紹介します。 「前世の戒行いみじくて、今皇子とはなり給へども」 (ぜんぜのかいぎょういみじくて、いまおうじとはなりたまえども) 蝉丸がどんな人なのか紹介している場面です。 【単…
源氏物語の主人公、光源氏のモデルになったとも言われている在原業平。 和歌の名手で、超イケメンのモテ男だったことで有名です。 イケメンのモテ男という人物像が先走りすぎて、本当の彼の姿が見えにくくなっているような気がします。 業平は、平城天皇の長…
こんにちは。 古典文学を暮らしにとり入れています。 今日から7月ですね。 京都では祇園祭が始まりました。 しかし、旧暦では今日は5月26日です。 旧暦は、月の満ち欠けに合わせた暦です。 月の満ち欠けに合わせた暦なので、1日が新月、15日が満月と決まって…